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特集

カマキリの種類と見分け方:オオカマキリ・ハラビロ・チョウセン・コカマキリ

身近なカマキリは、大きさ・体型・前あし(鎌)のもようで見分けられます。オオカマキリ、チョウセンカマキリ、ハラビロカマキリ、コカマキリの特徴とちがいを、写真でなく言葉でわかりやすくまとめました。

更新: 2026年7月28日

カマキリは「大きさ・体型・前あしのもよう」で見分ける

カマキリの仲間は姿が似ていますが、体の大きさ、体型、後ろばねの色、そして前あし(鎌)の付け根や内側のもように注目すると見分けられます。日本で身近に見られる4種を紹介します。緑色型・褐色型のどちらもいる種が多いので、色だけで決めないのがコツです。

オオカマキリ

日本最大級のカマキリで、緑色型と褐色型がいます。後ろばねは紫色がかった褐色。前あしの付け根の間には、目立つ色がありません。草むらや低木でよく見られます。 → オオカマキリ

チョウセンカマキリ(いわゆる「カマキリ」)

オオカマキリによく似ますが、やや細身です。見分けの決め手は、前あしの付け根の間がオレンジ色になること。後ろばねはオオカマキリより淡い色をしています。 → チョウセンカマキリ くわしくは オオカマキリとチョウセンカマキリの見分け方

ハラビロカマキリ

名前のとおりおなか(腹)が幅広く、ずんぐりした体型です。緑色のものが多く、前あしには白い小さな突起(とっき)が並びます。木の上で見られることが多いカマキリです。 → ハラビロカマキリ くわしくは オオカマキリとハラビロカマキリの見分け方

コカマキリ

小型で、褐色のものが多いカマキリです。前あしの内側に、黒と白のはっきりしたもようがあるのが特徴。地面に近い草むらや石の上で見られます。 → コカマキリ

見分けのポイントまとめ

  • 大きい・前あし付け根が無色 → オオカマキリ
  • 大きい・前あし付け根がオレンジ → チョウセンカマキリ
  • 腹が幅広い・木の上に多い → ハラビロカマキリ
  • 小さい・前あし内側に黒白のもよう → コカマキリ

卵のう(らんのう)でも見分けられる

カマキリは秋に、種類ごとに形のちがう卵のう(卵のかたまり)を枝などに産みます。オオカマキリはまるくふくらんだ形、ハラビロカマキリは細長い形、コカマキリは小さく細い形、というように形がちがいます。冬の枝で探してみましょう(→カマキリの卵のうを観察しよう)。

観察のヒント

つかまえなくても、体の大きさ・体型・前あしのもようを見れば見分けられます。観察したら、もとの場所にそっと返しましょう。図鑑でまとめて見るならカマキリの仲間の一覧もどうぞ。