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幼虫・イモムシから調べる

庭や公園で見つけた幼虫は、成虫とまったくちがう姿をしていることがあります。 まずはどこで見つけたかとどんな形かで、下のグループから探してみてください。 グループが決まれば、そこから種類を絞り込めます。

さわる前に:毛のあるイモムシ(ケムシ)には、さわるとかぶれるものがいます。 種類が分かるまでは手でさわらず、目で観察しましょう。ハチの巣にも近づかないでください。

完全変態と不完全変態|虫の育ち方のちがい → (なぜ姿が変わるのか、育ち方のちがいを解説しています)

イモムシ・ケムシ(葉についている)

チョウとガの幼虫です。葉や茎について植物を食べます。体はやわらかく、細長い形をしています。毛が生えているものは「ケムシ」と呼ばれます。

⚠️ 毛のあるイモムシには、さわるとかぶれるものがいます。見つけても手でさわらず、目で観察しましょう。

アオスジアゲハの写真 アオスジアゲハ 完全変態。幼虫はクスノキの葉を食べる。 アサギマダラの写真 アサギマダラ 完全変態。季節的に長距離移動するとされる。 イチモンジセセリの写真 イチモンジセセリ 完全変態。幼虫で冬を越す。 イラガの写真 イラガ 完全変態。固いまゆで冬を越す。 オオスカシバの写真 オオスカシバ 完全変態。幼虫はクチナシを食べる。 オオミズアオの写真 オオミズアオ 完全変態。成虫は口が退化しているとされる。 オオムラサキの写真 オオムラサキ 完全変態。幼虫で越冬し、初夏に成虫になるとされる。 カラスアゲハの写真 カラスアゲハ 完全変態。幼虫はミカン科(カラスザンショウ等)の葉を食べる。 キアゲハの写真 キアゲハ 完全変態。年に複数回発生する。 キタキチョウの写真 キタキチョウ 完全変態。成虫で越冬することがある。 キタテハの写真 キタテハ 完全変態。成虫で冬を越す。 クロアゲハの写真 クロアゲハ 完全変態。さなぎで冬を越す。 ジャコウアゲハの写真 ジャコウアゲハ 完全変態。さなぎで冬を越す。 セスジスズメの写真 セスジスズメ 完全変態。幼虫は各種の葉を食べる。 ツマグロヒョウモンの写真 ツマグロヒョウモン 完全変態。幼虫はスミレ科を食べる。 ナガサキアゲハの写真 ナガサキアゲハ 完全変態。さなぎで冬を越す。 ナミアゲハの写真 ナミアゲハ 完全変態。年に複数回発生する。 ベニシジミの写真 ベニシジミ 完全変態。幼虫で冬を越す。 モンキチョウの写真 モンキチョウ 完全変態。幼虫で冬を越す。 モンシロチョウの写真 モンシロチョウ 完全変態。暖かい時期に何度も発生する。 ヤマトシジミの写真 ヤマトシジミ 完全変態。暖かい時期に何度も発生する。 ヤママユの写真 ヤママユ 完全変態。卵で冬を越す。 ルリタテハの写真 ルリタテハ 完全変態。成虫で冬を越す。

土や朽ち木の中にいる白い幼虫

カブトムシやクワガタなど甲虫の幼虫です。体は白~クリーム色でやわらかく、頭だけが茶色くかたいのが特徴。多くはCの字に曲がった姿勢でいます。腐葉土や朽ち木を食べて育ちます。

ヤゴ(水の中にいる)

トンボの幼虫です。池や田んぼ、川の中でくらし、小さな生き物を食べます。成虫とちがってはねが無く、水中で何度も脱皮して育ち、水面から出た植物などにのぼって羽化します。

セミの幼虫(土の中)

土の中で木の根から汁を吸って育ちます。前あしが太く、土を掘るのに向いた形をしています。夏の夕方、地面から出てきて木にのぼり、羽化します。抜けがらは木の幹や葉の裏で見つかります。

小さな成虫そっくりの幼虫(若虫)

バッタ・コオロギ・カマキリの仲間は、さなぎにならずに育ちます(不完全変態)。そのため幼虫は成虫を小さくしたような姿で、はねだけが短いか、まだありません。脱皮をくり返して大きくなり、最後にはねがそろいます。

テントウムシの幼虫(細長くてトゲトゲ)

丸い成虫とは似ておらず、細長くて黒っぽく、体に突起があります。成虫と同じように葉の上を歩きまわり、アブラムシを食べるものが多いです。

水の中で育つ幼虫

ホタルや水生昆虫の仲間です。ホタルの幼虫は水中や地上で貝などを食べ、水生昆虫は種類によって育ち方がちがいます。

巣の中で育つ幼虫

ハチやアリの仲間です。あしの無いウジのような姿で、自分では動きまわらず、親(働きバチ・働きアリ)が世話をして育てます。ふつう巣の外では見かけません。

⚠️ ハチの巣には近づかないでください。刺されるおそれがあります。

幼虫についてのよくある質問

見つけたイモムシはさわっても大丈夫ですか? +

毛のあるイモムシ(ケムシ)には、さわるとかぶれるものがいます。種類が分かるまでは手でさわらず、目で観察してください。さわってしまって赤くなったり痛みが出たりしたときは、こすらずに洗い流し、症状が続く場合は医療機関に相談してください。

なぜ幼虫と成虫で姿がまったくちがうのですか? +

チョウ・ガ・甲虫・ハチなどは「完全変態」といって、幼虫→さなぎ→成虫と大きく姿を変えて育つためです。一方でバッタやカマキリは「不完全変態」で、さなぎにならず、幼虫のときから成虫に似た姿をしています。

土から出てきた白い幼虫は何ですか? +

カブトムシやコガネムシなど甲虫の幼虫であることが多いです。白~クリーム色でやわらかく、頭だけが茶色くかたく、Cの字に曲がっているのが特徴です。腐葉土や朽ち木を食べて育ちます。

ほかの調べ方