ウマオイ
秋の夜に「スイーッチョン」と鳴く、緑色のキリギリスの仲間。鳴き声が馬を追う声に似ることが名の由来とされます。
基本データ
全国の分布マップ
実際に記録された生息地点(GBIF)と、みんなの発見報告を地図に表示します。
🟢 生息の記録 83 地点(GBIF)。
🟢 生息の記録は GBIF.org の日本国内データ(博物館標本・市民観察など)にもとづく実際の記録地点です。
見られる季節(月別)
月ごとの見られやすさです。バーが高い月ほどよく見られます。
ウマオイのよくある質問
ウマオイはどこで見られますか? +
夏の終わりから秋の夜、草やぶや林のふちで「スイーッチョン」の声をたどります。声のする葉のかげをそっとのぞきます。
ウマオイはいつ見られますか? +
おもに8・9月ごろに見られます。(夏・秋が中心です)
ウマオイの大きさはどれくらいですか? +
体長はおよそ22〜28mmです。
ウマオイは何を食べますか? +
小さな虫など(肉食)を食べます。
ウマオイは危険ですか?毒はありますか? +
強い毒はなく、人に害を与えることはほとんどありません。やさしく観察し、観察が終わったら元の場所に返しましょう。
この虫について
細長い緑色の体に長い触角をもつ、キリギリスの仲間です。秋の夜、草やぶの中から「スイーッ・チョン」とよくとおる声で鳴きます。この声が馬を追うときの掛け声に似ていることが、名前の由来といわれます。
ウマオイと呼ばれている虫には、よく似た「ハヤシノウマオイ」と「ハタケノウマオイ」の2種がいます。見た目はほとんど同じで、声で聞き分けるのが確実です。ハヤシノウマオイは下草の多い林や薄暗いやぶで「スィーーッ・チョン」と長くのばして鳴き、ハタケノウマオイは畑のすみや河川敷などの草地で「シッチョン・シッチョン」と短くせわしなく鳴きます。
どちらも、ほかの小さな虫を食べる肉食です。
見つけ方
夏の終わりから秋の夜、草やぶや林のふちで「スイーッチョン」の声をたどります。声のする葉のかげをそっとのぞきます。
子供と観察するコツ
「スイーッチョン」と聞こえたらウマオイ。スズムシやマツムシと鳴き声を聞きくらべてみましょう。
自由研究のヒント
鳴く速さや回数を、気温とあわせて記録すると、気温と鳴き声の関係が見えてきます。
注意したいこと
大あごの力があるので、つかむときはやさしく。観察したら同じ場所に返します。
バッタ・キリギリス・コオロギのほかの虫
田んぼでおなじみの、イネを食べるバッタのなかま。秋に数が増え、佃煮(つくだに)などにも利用されてきました。
「リーンリーン」と鈴のような声で鳴く、秋の音色を代表する虫。
はねがなく背中の丸い、よく跳ねる虫。暗くしめった場所を好み、家の中にも出ます。
頭のとがった細長いバッタ。メスは大きく、草むらでよく見られます。
力強く遠くまで飛ぶ大型のバッタ。開けた草地や河川敷の王者。
「ルルルル…」と澄んだ美しい声で鳴く秋の虫。その声から「鳴く虫の女王」とも呼ばれます。
この虫の発見報告
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最終更新: 2026年9月13日 | この情報の誤りを報告する