クスサン
秋に現れる、目玉もようの大きなガ。幼虫は長い白い毛におおわれ「シラガタロウ」とも呼ばれます。
基本データ
全国の分布マップ
実際に記録された生息地点(GBIF)と、みんなの発見報告を地図に表示します。
🟢 生息の記録 91 地点(GBIF)。
🟢 生息の記録は GBIF.org の日本国内データ(博物館標本・市民観察など)にもとづく実際の記録地点です。
見られる季節(月別)
月ごとの見られやすさです。バーが高い月ほどよく見られます。
クスサンのよくある質問
クスサンはどこで見られますか? +
秋(9〜10月ごろ)の夜、雑木林の近くの街灯を探します。春〜初夏はクリやクヌギの葉の上で毛の長い幼虫が見つかることがあります。
クスサンはいつ見られますか? +
おもに9・10月ごろに見られます。(夏・秋が中心です)
クスサンの大きさはどれくらいですか? +
体長はおよそ100〜130mmです。
クスサンは何を食べますか? +
幼虫はクリ・クヌギ・サクラなどの葉(成虫は食べない)を食べます。
クスサンは危険ですか?毒はありますか? +
強い毒はなく、人に害を与えることはほとんどありません。やさしく観察し、観察が終わったら元の場所に返しましょう。
この虫について
茶色〜黄土色の大きな翅に、目玉のようなもよう(眼状紋)をもつ大型のガです。ヤママユと同じヤママユガの仲間で、秋になると夜の灯りに飛んでくることがあります。
幼虫は春から初夏にクリやクヌギなどの葉を食べて育ち、体に長い白っぽい毛が生えることから「シラガタロウ」とも呼ばれます。さなぎになるときは、網目のようにすけて見えるまゆ(「スカシダワラ」と呼ばれる)をつくります。成虫は口が退化していて、何も食べないとされます。
見つけ方
秋(9〜10月ごろ)の夜、雑木林の近くの街灯を探します。春〜初夏はクリやクヌギの葉の上で毛の長い幼虫が見つかることがあります。
子供と観察するコツ
大きな翅の「目玉もよう」と、網目のようにすけたまゆが見どころ。幼虫・まゆ・成虫で姿が大きく変わる様子を観察できます。
自由研究のヒント
冬の雑木林で、すけたまゆ(スカシダワラ)を探してみましょう。どんな木に多いかを記録すると、幼虫の食べる木との関係が見えてきます。
注意したいこと
幼虫の毛に毒はないとされますが、肌の弱い人はさわらずに観察しましょう。成虫の翅はデリケートです。
ガのほかの虫
北アメリカから入ってきた白いガ。幼虫がサクラなどの街路樹に巣をつくり、葉を食べてしまうことで知られます。
透明な翅で昼に花をめぐるガ。ハチのように見えますが、人を刺しません。
昼間に花の前で空中に止まり、長い口で蜜を吸う小型のスズメガ。ハチドリのように見えることで知られます。
黄色や茶色の大きな羽に目玉模様をもつ大型のガ。幼虫は緑色のまゆをつくり、その糸は「天蚕(てんさん)」と呼ばれます。
ツバキやサザンカにつく毒のある毛をもつガ。幼虫だけでなく、成虫や卵・抜けがらにも毒の毛があり、さわると強いかゆみが出ます。
背中に2本の筋をもつスズメガ。幼虫は大きく、おしりの突起が目印です。
この虫の発見報告
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最終更新: 2026年10月3日 | この情報の誤りを報告する
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