完全変態と不完全変態|虫の育ち方のちがい
虫の育ち方には、大きく2つのタイプがあります。「さなぎ」になる虫とならない虫。代表的な虫でちがいを見てみましょう。
更新: 2026年6月12日
虫は育つとちゅうで姿を大きく変えます。これを「変態(へんたい)」といい、大きく2つのタイプに分かれます。自由研究のテーマにもぴったりです。
完全変態(かんぜんへんたい)
たまご → 幼虫(ようちゅう)→ さなぎ → 成虫(せいちゅう) と育ちます。とちゅうで「さなぎ」になり、その中で体を大きくつくり変えるのが特ちょうです。幼虫と成虫で、姿がまるでちがいます。
不完全変態(ふかんぜんへんたい)
たまご → 幼虫 → 成虫 と育ち、さなぎにならないタイプです。幼虫は成虫を小さくしたような姿で、脱皮(だっぴ)をくり返して大きくなります。
見くらべてみよう
身近な虫が「さなぎになるか・ならないか」を調べて、2つのグループに分けてみましょう。飼って育てれば、変わっていく様子を自分の目で確かめられます(→カブトムシの観察日記)。トンボのヤゴや、カマキリの卵のうの観察もおすすめです。
この記事に出てくる虫
カブトムシ
長い角をもつ日本で一番人気の甲虫。夏の雑木林で樹液に集まり、夜に活発に活動します。
30〜54mm
👍 観察向き
アブラゼミ
茶色い不透明なはねをもつ、夏の街でもっともよく見るセミ。
53〜60mm
🔊 鳴く
👍 観察向き
オニヤンマ
日本最大のトンボ。黒地に黄色の縞と緑の目をもち、力強く飛びます。
90〜110mm
👍 観察向き
ゲンジボタル
きれいな流れにすむ大型のホタル。初夏の夜に強い光をゆっくり明滅させます。
12〜18mm
👍 観察向き
ナミアゲハ
黄色地に黒い筋の入った身近なアゲハチョウ。庭のミカン類でよく育ちます。
35〜60mm
👍 観察向き
ナナホシテントウ
赤地に七つの黒い点をもつ、畑の味方として知られる身近なテントウムシ。
5〜9mm
👍 観察向き
オオカマキリ
日本最大級のカマキリ。鎌で獲物をとらえ、秋に泡状の卵のうを産みます。
70〜95mm
👍 観察向き
ショウリョウバッタ
頭のとがった細長いバッタ。メスは大きく、草むらでよく見られます。
40〜80mm
👍 観察向き