ナガサキアゲハ
尾(お)のない大きな黒いアゲハ。もとは南の蝶ですが、近年は分布を北へ広げているとされます。
基本データ
全国の分布マップ
実際に記録された生息地点(GBIF)と、みんなの発見報告を地図に表示します。
🟢 生息の記録 160 地点(GBIF)。
🟢 生息の記録は GBIF.org の日本国内データ(博物館標本・市民観察など)にもとづく実際の記録地点です。
見られる季節(月別)
月ごとの見られやすさです。バーが高い月ほどよく見られます。
ナガサキアゲハのよくある質問
ナガサキアゲハはどこで見られますか? +
夏、花の多い庭や公園、林のふちで、尾のない大きな黒いアゲハを探します。ミカンやユズの木の近くにも注目しましょう。
ナガサキアゲハはいつ見られますか? +
おもに6・7・8・9月ごろに見られます。(春・夏・秋が中心です)
ナガサキアゲハの大きさはどれくらいですか? +
体長はおよそ60〜80mmです。
ナガサキアゲハは何を食べますか? +
花のみつ(成虫)/ミカンの仲間の葉(幼虫)を食べます。
ナガサキアゲハは危険ですか?毒はありますか? +
強い毒はなく、人に害を与えることはほとんどありません。やさしく観察し、観察が終わったら元の場所に返しましょう。
この虫について
アゲハのなかでもとくに大きく、後ろばねに尾のような突起(尾状突起)がないのが特ちょうです。オスは黒っぽく、メスは後ろばねに白い大きな模様と赤い斑(はん)が入って、とても目立ちます。
もともとは九州など暖かい地方の蝶でしたが、近年は本州の各地へと分布を北に広げているとされ、気候の変化を考えるうえでも注目される種です。幼虫はミカンの仲間(柑橘)の葉を食べて育ちます。
見つけ方
夏、花の多い庭や公園、林のふちで、尾のない大きな黒いアゲハを探します。ミカンやユズの木の近くにも注目しましょう。
子供と観察するコツ
尾がないことと、メスの白い大きな模様が見分けのポイント。クロアゲハ(尾がある)と見くらべてみましょう。
自由研究のヒント
いつ・どこで見つけたかを記録すると、この蝶が分布を広げているかどうかを考える手がかりになります。
注意したいこと
幼虫はミカン農家の木の葉を食べることもあります。よその畑の木からはとらないようにします。
似ている虫の見分け
チョウのほかの虫
茶色い小さなチョウ。後ろばねに白い点が一文字(いちもんじ)にならぶのが名前の由来。すばやく飛びます。
鮮やかな黄色い翅の身近なチョウ。成虫のまま冬を越すこともあります。
白いはねに黒い点をもつ、畑や野原でおなじみのチョウ。
黒い翅に鮮やかな青緑の帯。すばやく飛ぶ、街でも見られる美しいアゲハ。
黄色地に黒い筋の入った身近なアゲハチョウ。庭のミカン類でよく育ちます。
オレンジ色に黒い斑、はねのふちがギザギザのタテハチョウ。成虫で冬を越し、早春や晩秋にも見られます。
この虫の発見報告
まだ承認済みの報告はありません。最初の報告をお寄せください。
最終更新: 2026年8月2日 | この情報の誤りを報告する