花にやってくる虫を観察しよう|送粉のふしぎ
花だんや原っぱの花には、たくさんの虫が集まります。どんな虫が来るのかを観察すると、花と虫の助け合い(送粉)が見えてきます。
更新: 2026年6月12日
花は、虫に花粉(かふん)を運んでもらうことで実をむすびます。だから花のまわりは、虫を観察するのにぴったりの場所。身近な花だんや原っぱでできる、やさしい観察のすすめ方です。
花に来る代表的な虫
- チョウ:モンシロチョウやモンキチョウ、イチモンジセセリなど。長い口(口吻)でみつを吸います。
- ハチ:ニホンミツバチや、フジの花でホバリングするクマバチ。体じゅうの毛で花粉を運びます。
- 甲虫:花にもぐって花粉を食べるコアオハナムグリなど。
観察のすすめ方
- 晴れた日の午前中、いろいろな色・形の花を選びます。
- ひとつの花を5分ほど観察し、来た虫の種類と数を記録します。
- 花の色(黄・白・むらさき など)ごとに、どんな虫が多いかをくらべます。
考えてみよう
虫は、どうやって花を見つけているのでしょう。色? におい? 形? 観察した記録から、自分なりに考えてまとめてみましょう。見た目で探したいときは色から虫を探すも使えます。
マナー
花や虫をそっと観察し、むやみにとらないこと。ハチは手で追いはらわず、静かに見ましょう。
この記事に出てくる虫
モンシロチョウ
白いはねに黒い点をもつ、畑や野原でおなじみのチョウ。
20〜30mm
👍 観察向き
ニホンミツバチ
日本在来のミツバチ。花の蜜を集め、植物の受粉を助ける身近な働き者です。
10〜13mm
👍 観察向き
モンキチョウ
黄色いはねでひらひら飛ぶ、身近なチョウ。シロツメクサなどマメの仲間が生える草地でよく見られます。
38〜50mm
👍 観察向き
クマバチ
まるっとした体に黄色い毛をもつ大きなハチ。見た目より温厚で、花のまわりをホバリングしながら飛びます。
20〜23mm
👍 観察向き
イチモンジセセリ
茶色い小さなチョウ。後ろばねに白い点が一文字(いちもんじ)にならぶのが名前の由来。すばやく飛びます。
30〜40mm
👍 観察向き
コアオハナムグリ
花の上でよく見かける、毛の生えた小さな甲虫。花粉を食べに、いろいろな花にもぐりこみます。
10〜14mm
👍 観察向き