昆虫の体のつくりと、なかまの分け方
そもそも「昆虫」ってどんな生きもの? 体のつくりや、クモ・ダンゴムシとのちがい、なかまの分け方を、やさしく整理します。
更新: 2026年6月12日
「虫」とひとくちにいっても、昆虫(こんちゅう)の仲間と、そうでない仲間がいます。見分けの基本を知ると、観察がもっと楽しくなります。
昆虫の体は「3つ」と「6本」
昆虫の体は、頭(あたま)・胸(むね)・腹(はら)の3つに分かれています。そして、あしは6本で、すべて胸から出ています。多くの昆虫は、胸にはね(ふつう4枚)ももっています。
- 頭:目・触角(しょっかく)・口
- 胸:6本のあしと、はね
- 腹:食べたものを消化したり、卵をつくったりする
昆虫じゃない「虫」もいる
見た目は虫でも、体のつくりがちがう仲間がいます。
- クモ(ジョロウグモなど)…あしが8本で、体は頭胸部と腹部の2つ。昆虫ではありません。
- ダンゴムシ(ダンゴムシ)…あしがたくさんあり、エビやカニに近い「甲殻類(こうかくるい)」の仲間。
- ムカデ(トビズムカデ)…細長い体に、たくさんのあし。
まずは「あしの数を数える」のが、昆虫かどうかの第一歩です。
なかまの分け方
このサイトでは、昆虫を見た目や仲間ごとに分けて紹介しています。虫図鑑から、カブトムシの仲間(甲虫)、チョウ、トンボ、バッタ、セミ……とカテゴリごとに見られます。色や形から探したいときは見た目で探すが便利です。
観察のヒント
見つけた虫の「あしの数」「体がいくつに分かれているか」「はねがあるか」を記録すると、その虫が昆虫かどうか、どんな仲間かを自分で確かめられます。
この記事に出てくる虫
カブトムシ
長い角をもつ日本で一番人気の甲虫。夏の雑木林で樹液に集まり、夜に活発に活動します。
30〜54mm
👍 観察向き
ナミアゲハ
黄色地に黒い筋の入った身近なアゲハチョウ。庭のミカン類でよく育ちます。
35〜60mm
👍 観察向き
オオカマキリ
日本最大級のカマキリ。鎌で獲物をとらえ、秋に泡状の卵のうを産みます。
70〜95mm
👍 観察向き
ダンゴムシ
さわると丸くなる身近な生き物。じつは昆虫ではなく、エビやカニに近い仲間。
10〜15mm
👍 観察向き
トビズムカデ
日本でよく見る大型のムカデ。湿った場所を好み、かまれると痛みが出ることがあります。
80〜150mm
ジョロウグモ
秋に大きな網をはる、黄色と黒のあざやかなクモ。身近でよく見られます。
17〜30mm
👍 観察向き