夜の虫さがし入門|灯火(とうか)に集まる虫
夏の夜、街灯や明かりにはたくさんの虫が集まります。安全に楽しむ「灯火採集(とうかさいしゅう)」のやり方と観察のコツです。
更新: 2026年6月12日
夜になると、明かりに引きよせられて集まる虫がいます。これを利用した観察を「灯火採集(とうかさいしゅう)」といい、昼とはちがう虫に出会えます。
明かりに来る代表的な虫
やり方とコツ
- 夏の蒸し暑い、風のない夜がねらい目です。
- 公園の街灯、自動販売機、コンビニの明かりの下、かべや地面を見てみます。
- 来ている虫をそっと観察し、写真や絵で記録します。
安全のために(大切)
- かならず大人と一緒に、明るく安全な場所で行います。道路や車に注意。
- スズメバチなど危険な虫が来ることもあります。見つけても手を出さず、そっと離れましょう(→危険な虫)。
- 虫はやさしく扱い、観察したら逃がします。
記録のヒント
日にち・天気・気温と、来た虫の種類を表にすると、季節や天気による集まり方のちがいが見えてきます。
この記事に出てくる虫
カブトムシ
長い角をもつ日本で一番人気の甲虫。夏の雑木林で樹液に集まり、夜に活発に活動します。
30〜54mm
👍 観察向き
キイロスズメバチ
街なかでもっともよく見るスズメバチ。軒下や屋根裏に大きな巣をつくります。近づかないことが大切です。
17〜28mm
アオドウガネ
夏の夜、明かりに飛んでくる緑色のコガネムシ。庭や公園でとても身近な甲虫です。
17〜22mm
👍 観察向き
シロスジカミキリ
日本最大級のカミキリムシ。長い触角と、体をこすって出す「ギーギー」という音が特ちょうです。
45〜55mm
👍 観察向き
ケラ
土の中をほって暮らすバッタの仲間。シャベルのような前あしが特ちょうで、「オケラ」の名でも親しまれます。
30〜35mm
🔊 鳴く
👍 観察向き
ヤママユ
黄色や茶色の大きな羽に目玉模様をもつ大型のガ。幼虫は緑色のまゆをつくり、その糸は「天蚕(てんさん)」と呼ばれます。
80〜150mm