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特集

クワガタの種類と見分け方:身近な5種をくらべよう

日本で身近なクワガタ5種を、大あごの形・体の色や毛・頭の形・大きさの手がかりで見分けます。大きさや時期の比較表と、見つけ方のコツもまとめました。

更新: 2026年10月3日

日本には、亜種もふくめると40種ほどのクワガタがいるといわれます。そのうち、雑木林や公園でよく出会うのは数種類です。ここでは身近な5種を、大あごの形・体の色や毛・頭の形・大きさの順に見分けていきます。

見分けの手順

  1. 大あご(はさみ)の形を見る:大きく曲がっているか、まっすぐ太いか、内側の歯(内歯=ないし)がどこにいくつあるか。
  2. 体の色・つや・毛を見る:赤っぽいか黒いか、金色の細かい毛があるか。
  3. 頭の形を見る:頭の後ろが耳のように張り出しているか。
  4. 大きさを見る:同じ種類でも、オスは大きさで大あごの形が変わるので、ほかの手がかりとあわせて判断します。

身近なクワガタ5種の特徴

コクワガタ

もっとも身近なクワガタです。体は黒〜こげ茶色で細め。オスの大あごは、まん中あたりに内歯が1本あるのが目安です。公園の木や神社の木でも見つかり、見られる期間も長めです。 → コクワガタ

ノコギリクワガタ

体は赤みのある茶色〜黒っぽい茶色。大きなオスは、大あごが弓のように大きく曲がり、内側に小さな歯がノコギリのように並びます。小さなオスは大あごがあまり曲がらないので、体の色やつやもあわせて見ましょう。 → ノコギリクワガタ

ミヤマクワガタ

頭の後ろが耳のように張り出しているのが大きな目印です。体には金色っぽい細かい毛が生えています。やや涼しい場所を好み、山に近い雑木林でよく見られます。 → ミヤマクワガタ くわしくは ノコギリクワガタとミヤマクワガタの見分け方

ヒラタクワガタ

名前のとおり体が平たいクワガタです。体は黒くつやがあり、オスの大あごは太くまっすぐ長めで、内側に細かい歯が並びます。力が強いので、はさまれないように気をつけましょう。 → ヒラタクワガタ くわしくは コクワガタとヒラタクワガタの見分け方

オオクワガタ

体が大きく幅が広く、黒いつやのある体をしています。大あごは太く、内歯が1本はっきりと出ます。野外では数が少なく、見つけるのはとても難しい種類です。 → オオクワガタ

メスの見分けはむずかしい

メスは大あごが小さく、どの種類もよく似ています。ノコギリクワガタのメスは赤みがあり、ミヤマクワガタのメスは体に細かい毛がある、などが手がかりです。迷ったら、写真を撮ってこの虫なに?で聞いてみましょう。

見つけ方のコツ

  • 時期:おもに初夏から夏(7〜8月)。コクワガタは見られる期間が長めです。
  • 場所:クヌギやコナラなどの樹液が出ている木。夜は街灯のまわりに飛んでくることもあります。
  • 時間:夜から早朝が見つけやすい時間です。
  • 私有地や立ち入り禁止の場所には入らないこと。採りすぎず、観察が終わったら元の場所に返しましょう。

飼ってみたいときは カブトムシ・クワガタの飼い方ガイド もどうぞ。

この記事に出てくる虫をくらべる

大きさの小さい順です。図鑑のデータから作っています。

名前大きさおもな色よく見られる時期すむ場所活動する時間注意
コクワガタ 17〜55mm@else— 黒褐色 6〜9月 公園・雑木林・樹液 夜・朝夕 —
ノコギリクワガタ 25〜75mm@else— 赤褐色〜黒 7〜8月 雑木林・街灯・樹液 夜・朝夕 —
ヒラタクワガタ 25〜75mm@else— 黒 7〜9月 雑木林・街灯・樹液 夜・朝夕 —
ミヤマクワガタ 25〜78mm@else— 褐色 7〜8月 雑木林・樹液・山 夜・朝夕 —
オオクワガタ 22〜78mm@else— 黒 7〜8月 雑木林・樹液・山 夜・朝夕 —

※大きさ・時期は目安です。地域や年によって前後します。くわしくは各種のページをご覧ください。