本文へスキップ
特集

黄色いトンボの正体は? 見分け方のポイント

黄色いトンボの正体は、ウスバキトンボ、シオカラトンボのメス、オニヤンマ、赤とんぼの若い個体などが考えられます。時期・場所・模様から見分けましょう。

更新: 2026年10月3日

「黄色いトンボを見た」というとき、その正体はいくつか考えられます。飛んでいる時期・場所・体の模様から、だいたい見分けられます。

夏の終わりに群れで飛ぶ → ウスバキトンボ

体が黄色〜オレンジ色で、空き地や校庭の上を、たくさん集まってふわふわ飛んでいるならウスバキトンボの可能性が高いです。暖かい地方から毎年のように飛んでくるトンボで、夏の終わりから秋にかけてよく見られます。止まらずに長い時間飛び続けるのも特ちょうです。 → ウスバキトンボ

池や田んぼのまわりで、黄色っぽい体に黒いすじ → シオカラトンボのメス

シオカラトンボのオスは白っぽい水色ですが、メスや若いオスは黄色っぽい体に黒い模様があり、「ムギワラトンボ」とも呼ばれます。オオシオカラトンボのメスも、同じように黄色っぽい色をしています。 → シオカラトンボ、オオシオカラトンボ くわしくは シオカラトンボとオオシオカラトンボの見分け方

とても大きくて、黒と黄色のしま模様 → オニヤンマ

体長10cmほどにもなる大きなトンボで、黒地に黄色のしま模様があれば、オニヤンマです。小川や林の道ぞいを、行ったり来たりしながら飛びます。 → オニヤンマ

夏に見た小さめのトンボ → 赤とんぼの若い個体

アキアカネやナツアカネなどの赤とんぼは、成熟する前は黄色っぽい(黄かっ色の)体をしています。夏に黄色っぽかったトンボが、秋になって赤くなっていることもあります。 → アキアカネ、ナツアカネ くわしくは アキアカネとナツアカネの見分け方

見分けのポイントまとめ

  • 群れで飛び、なかなか止まらない → ウスバキトンボ
  • 水辺で、黄色い体に黒いすじ → シオカラトンボ/オオシオカラトンボのメス
  • とても大きく、黒と黄色のしま → オニヤンマ
  • 小さめで、夏に見た → 赤とんぼの若い個体かもしれません

このほか、体の細い「キイトトンボ」や、全体が黄色っぽい「キトンボ」などもいます(この図鑑にはまだのっていません)。写真があれば この虫なに? で聞いてみましょう。トンボ全体は トンボの種類一覧 でも見られます。

この記事に出てくる虫をくらべる

大きさの小さい順です。図鑑のデータから作っています。

名前大きさおもな色よく見られる時期すむ場所活動する時間注意
ナツアカネ 33〜41mm@else— 赤 7〜10月 公園・田んぼ・池 昼 —
アキアカネ 33〜46mm@else— 赤(成熟個体) 9〜11月 公園・田んぼ・草むら 昼 —
ウスバキトンボ 40〜55mm@else— 黄〜オレンジ 7〜10月 公園・田んぼ・草むら 昼 —
シオカラトンボ 49〜60mm@else— 水色(オス)/黄(メス) 4〜9月 公園・田んぼ・池 昼 —
オオシオカラトンボ 50〜60mm@else— 青(オス)/黄(メス) 5〜8月 公園・田んぼ・池 昼 —
オニヤンマ 90〜110mm@else— 黒と黄 7〜9月 河川敷・池・用水路 昼 注意

※大きさ・時期は目安です。地域や年によって前後します。くわしくは各種のページをご覧ください。