兵庫県で8月に見られる虫
兵庫県の一年の虫の多さ(月別)
バーが高い月ほど、この県で見られる虫の種類が多い時期です。タップでその月へ。
兵庫県の8月の主役
この県・この時期によく見られて、観察しやすい虫です。
もっとも身近なクワガタ。公園や雑木林で長い期間見られ、はじめての観察に向きます。
茶色い不透明なはねをもつ、夏の街でもっともよく見るセミ。
黄色地に黒い筋の入った身近なアゲハチョウ。庭のミカン類でよく育ちます。
頭のとがった細長いバッタ。メスは大きく、草むらでよく見られます。
四角ばった頭と金属光沢が特徴の甲虫。夏の樹液にカブトムシと一緒に集まります。
小さなバッタで、大きなメスに小さなオスが乗る姿から名がつきました。庭でも見られます。
水面をすべるように動く身近な虫。水に落ちた虫を見つけて集まります。
道ばたでよく見る小さな青いチョウ。幼虫は身近なカタバミを食べます。
兵庫県で8月に見られる虫(全100種)
カテゴリ別に紹介します。カテゴリ名から、その仲間の図鑑へ進めます。
甲虫 15種
甲虫の図鑑 →
四角ばった頭と金属光沢が特徴の甲虫。夏の樹液にカブトムシと一緒に集まります。
もっとも身近なクワガタ。公園や雑木林で長い期間見られ、はじめての観察に向きます。
夏の夜、明かりに飛んでくる緑色のコガネムシ。庭や公園でとても身近な甲虫です。
長い角をもつ日本で一番人気の甲虫。夏の雑木林で樹液に集まり、夜に活発に活動します。
黒地に白い斑点と長い触角をもつ身近なカミキリムシ。庭木でもよく見られます。
湾曲した大あごが目を引く、平地の雑木林でおなじみのクワガタです。
平たい体と太い大あごをもつ力の強いクワガタ。低地の雑木林で見られ、長生きすることで人気です。
体長1cmほどの小さなコガネムシ。日本では普通種ですが、海外では「ジャパニーズ・ビートル」として有名です。
日本最大級のゾウムシ。ごつごつした灰茶色の体と、ゾウの鼻のような長い口(口吻)が特ちょうです。
日本最大級のカミキリムシ。長い触角と、体をこすって出す「ギーギー」という音が特ちょうです。
赤・緑・青に金属のように輝く美しい甲虫。人の前を飛んで道案内するように見え「ミチオシエ」とも呼ばれます。
頭の張り出し(冠)と金色の毛が特徴の、やや涼しい環境を好むクワガタです。
日本のクワガタの王さま。太い大あごをもつ大型種で、数が少なく見つけるのが難しい憧れの虫です。
虹色に輝く美しい甲虫。見る角度で色が変わる翅は古くから装飾にも使われました。
あざやかな青色に黒い斑をもつ、とても美しいカミキリムシ。「森の宝石」とも呼ばれます。
セミ 7種
セミの図鑑 →
茶色い不透明なはねをもつ、夏の街でもっともよく見るセミ。
日本最大級のセミ。午前中に「シャワシャワ」と大きな声で鳴く、南方系のセミ。
「ツクツクボーシ」と独特のリズムで鳴く、夏の終わりを告げるセミ。
「ミーンミンミン」と澄んだ声で鳴く、緑と黒の体が美しいセミ。
すずしい山地に多い大型のセミ。黒い体に黄緑色の模様があり、木の高い所で「ギーーー」と鳴きます。
梅雨明けごろから鳴き始める小型のセミ。「チー…」と続く声が特徴です。
朝夕に「カナカナ」と澄んだ声で鳴く、林を好むセミ。
チョウ 16種
チョウの図鑑 →
茶色い小さなチョウ。後ろばねに白い点が一文字(いちもんじ)にならぶのが名前の由来。すばやく飛びます。
鮮やかな黄色い翅の身近なチョウ。成虫のまま冬を越すこともあります。
黄色地に黒い筋の入った身近なアゲハチョウ。庭のミカン類でよく育ちます。
黄色いはねでひらひら飛ぶ、身近なチョウ。シロツメクサなどマメの仲間が生える草地でよく見られます。
白いはねに黒い点をもつ、畑や野原でおなじみのチョウ。
道ばたでよく見る小さな青いチョウ。幼虫は身近なカタバミを食べます。
黒い翅に鮮やかな青緑の帯。すばやく飛ぶ、街でも見られる美しいアゲハ。
ナミアゲハに似るが、より黄色みが強いアゲハ。幼虫はセリ科の葉を食べます。
オレンジ色に黒い斑、はねのふちがギザギザのタテハチョウ。成虫で冬を越し、早春や晩秋にも見られます。
黒い大きなアゲハ。庭や林のふちをゆったり飛び、ミカンの仲間の葉に卵を産みます。
ヒョウ柄のチョウ。もとは南方系だが、近年は分布を北へ広げているとされます。
オレンジ色の小さなチョウ。河原や原っぱでよく見られ、春から秋まで長く楽しめます。
黒い翅に青緑色の金属光沢がきらめく、美しい大型のアゲハ。森のふちや渓流ぞいで見られます。
黒い体に赤い模様をもつアゲハ。幼虫が毒のある草を食べて育つため、敵に食べられにくいチョウです。
尾(お)のない大きな黒いアゲハ。もとは南の蝶ですが、近年は分布を北へ広げているとされます。
黒い羽にあざやかな青い帯が走るタテハチョウ。成虫で冬を越し、早春や晩秋にも見られます。
ガ 5種
ガの図鑑 →
幼虫にさわると痛い「電気虫」として知られるガ。庭木の葉で注意したい虫。
透明な翅で昼に花をめぐるガ。ハチのように見えますが、人を刺しません。
淡い青緑色の大きな翅をもつ美しいガ。夜の灯りに飛んでくることがあります。
背中に2本の筋をもつスズメガ。幼虫は大きく、おしりの突起が目印です。
黄色や茶色の大きな羽に目玉模様をもつ大型のガ。幼虫は緑色のまゆをつくり、その糸は「天蚕(てんさん)」と呼ばれます。
トンボ 9種
トンボの図鑑 →
もっとも身近なトンボの一つ。成熟したオスは白い粉をふいた水色になります。
細くて小さな体の「イトトンボ」のなかま。池や水田のまわりで、ふわふわと弱々しく飛びます。
夏の終わりに群れで飛ぶ黄色いトンボ。長い距離を移動することで知られます。
シオカラトンボより一回り大きく、がっしりしたトンボ。池や湿地で見られます。
アキアカネによく似た赤とんぼ。オスは顔から胸まで真っ赤になり、夏も平地で見られます。
黒いはねをもつ細身のトンボ(イトトンボの仲間)。チョウのようにひらひら飛びます。
日本最大のトンボ。黒地に黄色の縞と緑の目をもち、力強く飛びます。
青と緑が鮮やかな大型のトンボ。池の上を素早く飛び回ります。
青むらさき色に光る幅広い羽を、チョウのようにひらひらさせて飛ぶ美しいトンボ。
バッタ・キリギリス・コオロギ 15種
バッタ・キリギリス・コオロギの図鑑 →
小さなバッタで、大きなメスに小さなオスが乗る姿から名がつきました。庭でも見られます。
頭のとがった細長いバッタ。メスは大きく、草むらでよく見られます。
日本最大級のコオロギ。秋の夜に「コロコロリー」と美しく鳴きます。
田んぼでおなじみの、イネを食べるバッタのなかま。秋に数が増え、佃煮(つくだに)などにも利用されてきました。
力強く遠くまで飛ぶ大型のバッタ。開けた草地や河川敷の王者。
はねがなく背中の丸い、よく跳ねる虫。暗くしめった場所を好み、家の中にも出ます。
夏の草むらで「ギーッ・チョン」と鳴く、緑色の大きなバッタの仲間。よく動く長い触角が目印です。
土の中をほって暮らすバッタの仲間。シャベルのような前あしが特ちょうで、「オケラ」の名でも親しまれます。
「リーンリーン」と鈴のような声で鳴く、秋の音色を代表する虫。
夏の昼間に「シリリリ…」と鳴く、大型のキリギリスの仲間。木の上でくらし、ほかの虫もよく食べます。
秋の夜に「スイーッチョン」と鳴く、緑色のキリギリスの仲間。鳴き声が馬を追う声に似ることが名の由来とされます。
庭木や生垣にすむ小さなコオロギの仲間。秋に「チ・チ・チ」と、鉦(かね)をたたくような音で鳴きます。
「ルルルル…」と澄んだ美しい声で鳴く秋の虫。その声から「鳴く虫の女王」とも呼ばれます。
秋の夜に「ガチャガチャ」と大きな声で鳴く、大型のバッタの仲間。葉のような形をしています。
落ち葉の下などで「ジー…」と低く長く鳴く、小さくて黒っぽいスズムシの仲間。
カマキリ 4種
カマキリの図鑑 →テントウムシ 1種
テントウムシの図鑑 →水生昆虫 8種
水生昆虫の図鑑 →
水面をすべるように動く身近な虫。水に落ちた虫を見つけて集まります。
背中を下にして、あお向けのまま泳ぐ変わった水生昆虫。長い後ろあしをオールのように使います。
細長い体とおしりの長い管が特ちょうの水生昆虫。前あしはカマキリのような鎌で、水中で獲物をとらえます。
水面をくるくると回りながらすばやく泳ぐ、小さな黒い甲虫。目が上下に分かれていて水面の上下を同時に見られます。
水中を泳ぐ大型の甲虫。かつては身近でしたが、近年は数が減っているとされます。
オスが背中に卵を背負って守る、ユニークな水生昆虫。名前は「子負い虫」の意味です。
細長い呼吸管をもつ水生昆虫。鎌のような前あしで獲物をとらえます。
日本最大の水生昆虫。鎌のような前脚で獲物をとらえます。数が減り、保全が必要な種です。
ハチ・アリ 7種
ハチ・アリの図鑑 →
日本最大級のアリ。土の中に大きな巣をつくり、観察や飼育に向きます。
公園や校庭でいちばん身近な、すばやく動く灰黒色のアリ。地面に巣をつくり、行列をつくります。
花の蜜を集める、いちばん身近なミツバチ。養蜂(ようほう)で広く飼われ、はちみつをとります。
日本在来のミツバチ。花の蜜を集め、植物の受粉を助ける身近な働き者です。
軒先などに巣をつくる身近なアシナガバチ。おとなしめだが、巣を刺激すると刺すことがあります。
日本最大のスズメバチ。攻撃性が強く、巣に近づくのは大変危険です。むやみに刺激しないこと。
街なかでもっともよく見るスズメバチ。軒下や屋根裏に大きな巣をつくります。近づかないことが大切です。
その他・身近な生き物 12種
その他・身近な生き物の図鑑 →
秋に大きな網をはる、黄色と黒のあざやかなクモ。身近でよく見られます。
さわると丸くなる身近な生き物。じつは昆虫ではなく、エビやカニに近い仲間。
夜に大きな丸いあみを張る、身近な大型のクモ。昼は物かげにかくれ、夕方からあみづくりを始めます。
黄色と黒のしまもようの大きなクモ。庭や草地に大きな丸いあみを張り、足をX字に広げてとまります。
大きな目で獲物を見つけ、ぴょんと跳びかかる小さなクモ。網を張らず、家の中でもよく見かけます。
家のまわりでもっとも身近な蚊。夜に活動し、刺されるとかゆくなります。
家の中に現れる大型のクモ。見た目は驚くが、ゴキブリなどを食べる益虫として知られます。
家でよく見かける黒くて大きいゴキブリ。暖かく湿った場所を好み、夜に活動します。
木の枝にそっくりな細長い虫。じっとして敵から身を守る、擬態の名人です。
小型で茶色いゴキブリ。暖かい屋内を好み、飲食店などでも見られる外来の種。
日本でよく見る大型のムカデ。湿った場所を好み、かまれると痛みが出ることがあります。
背中に赤い模様をもつ外来のクモ。毒をもつため、見つけても素手でさわらないこと。
兵庫県の観察スポット
虫を見に行ける実在の施設です(出典:各施設の公式サイト)。おでかけの参考にどうぞ。
子供と観察しやすい虫
見つけやすく、安全に観察しやすい虫を選びました。
茶色い不透明なはねをもつ、夏の街でもっともよく見るセミ。
水面をすべるように動く身近な虫。水に落ちた虫を見つけて集まります。
茶色い小さなチョウ。後ろばねに白い点が一文字(いちもんじ)にならぶのが名前の由来。すばやく飛びます。
小さなバッタで、大きなメスに小さなオスが乗る姿から名がつきました。庭でも見られます。
四角ばった頭と金属光沢が特徴の甲虫。夏の樹液にカブトムシと一緒に集まります。
鮮やかな黄色い翅の身近なチョウ。成虫のまま冬を越すこともあります。
日本最大級のアリ。土の中に大きな巣をつくり、観察や飼育に向きます。
公園や校庭でいちばん身近な、すばやく動く灰黒色のアリ。地面に巣をつくり、行列をつくります。
兵庫県の8月に注意したい虫
この県・この時期に見られる、あつかいに注意が必要な虫です。遠くから観察しましょう。
街なかでもっともよく見るスズメバチ。軒下や屋根裏に大きな巣をつくります。近づかないことが大切です。
日本最大のスズメバチ。攻撃性が強く、巣に近づくのは大変危険です。むやみに刺激しないこと。
幼虫にさわると痛い「電気虫」として知られるガ。庭木の葉で注意したい虫。
背中に赤い模様をもつ外来のクモ。毒をもつため、見つけても素手でさわらないこと。
日本でよく見る大型のムカデ。湿った場所を好み、かまれると痛みが出ることがあります。
軒先などに巣をつくる身近なアシナガバチ。おとなしめだが、巣を刺激すると刺すことがあります。
8月の見どころ(全国共通)
アブラゼミ・ミンミンゼミ・クマゼミが鳴きそろい、原っぱではショウリョウバッタやトノサマバッタがはねます。お盆を過ぎると、ツクツクボウシの声に少しずつ秋の気配がまじります。
安全に観察するために
⚠ 熱中症に十分注意し、こまめに水分と休憩をとりましょう。スズメバチやカの多い場所では、長そで・長ズボンで肌を守ります。
兵庫県・8月の虫 よくある質問
兵庫県で8月に見られる虫は? +
兵庫県では8月に100種ほどが見られます。たとえばコクワガタ、アブラゼミ、ナミアゲハ、ショウリョウバッタ、カナブン、オンブバッタなどです。
兵庫県で虫を観察できる場所は? +
伊丹市昆虫館などで観察できます(いずれも実在の施設・公式サイトを出典に掲載)。
8月の虫さがしのポイントは? +
朝のうちの涼しい時間に、原っぱや雑木林をまわるのがおすすめです。夜は樹液の木や街灯のまわりで、灯火に集まる虫を観察できます。
兵庫県の8月に注意したい虫は? +
キイロスズメバチ、オオスズメバチ、イラガ、セアカゴケグモ、トビズムカデなどは、あつかいに注意が必要です。むやみに素手でさわらず、遠くから観察しましょう。気になる症状が出たら医療機関にご相談ください。